温泉旅館というのは、「理性商品」ではなく「感情商品」だと思います。宿泊金額や料理の内容はもちろんですが、それ以上にそこに泊まることでどんな体験ができるかということが重要視されるのではないでしょうか。さらに旅に求める体験というのは人それぞれです。これらの事情を踏まえ、ホテル志戸平の企業CMでは、「久しぶりの再会を楽しむ旅」、「友との別れを惜しむ旅」、「定年後の新しい人生を見つける旅」という3つのテーマを設け、映像に仕上げました。なお、この企業CMでとりわけ時間をかけたのは、役者選びです。非常に演技力の高い役者を集めることができたことで、物語のリアリティが増したと思います。