大槌町
東日本大震災記録誌

発災から8年経った2019年に発行。8年経った時点での発行であることから、震災時の事柄をまとめるだけでなく、震災から8年という時間が経ち、住民たちの生活の変化、そして、今どのように考えているかを改めて取材を行い掲載しました。「町民のための、町民による記録誌」という編集方針もあり、記録誌に掲載する震災前の町の写真を町民自身が選択、さらには町民インタビューの一部を高校生が担当するなど、多くの人が記念誌づくりに参画したことも大きな特徴となりました。「子供からお年寄りまで読みやすい冊子にしたい」というクライアントのご希望のもと、記録誌の役割を守りながら、写真の配置や色使いなどを工夫し、長い文章を読むのが苦手な方でも手に取りたくなるような編集・デザインを心がけました。

client : 大槌町
original contract:Yamaguchi Hokushu Printing Co.,LTD.
director : 菊地 健二
editer/writer : write a light
designer : write a light
illustrator:臼澤 洋巳