新鮮館おおまち
周年祭チラシ

今販促効果の薄い小売店のイベントは「周年祭」だと思います。特別価格の商品が用意されて、ちょっとしたプレゼントがある。生活者はそういう周年祭には慣れすぎていることが原因。わざわざ出かけていく価値がないと判断されれば、集客を見込むことはできません。今年の新鮮館おおまちの周年祭は、「生産者が主役の周年祭」というタイトルであり、コンセプトにしました。「生活者と生産者が出会う場所=周年祭」とし、農作業に忙しい生産者にも時間を割いていただき、店頭に立っていただいた。作っている人の言葉を直接聞いてもらう場とすることで、いつもの周年祭とは違うものになりました。くわしい数字は書けませんが、コロナ以前に極めて近い集客を実現できたことは大きな成果だと考えています。

client : 新鮮館おおまち
designer : 長澤 諒
planner : 菊地 健二