わらび座のファンタスティックミュージカル第2弾「新解釈 人魚姫伝説」。この物語の発端は、秋田で見つかった木簡に描かれた人魚です。日本最古と呼ばれるこの人魚は、多くの人がイメージする人魚とは違い、魚に手足が生えた状態のものです。なぜ、このような人魚を描く必要があったのか。そこには人間と人魚の深い関わりがあったのではないか…。まさにファンタスティックな内容ですが、心の揺れ動きがすごく鮮やかに表現されています。この公演は5月まで続くロングラン。ぜひ多くの方々にご覧いただきたい作品です。