海と灯台プロジェクトは、航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割だけでなく、広がりつつある灯台の存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こしていくことを目指しているものです。そして、碁石埼灯台利活用コンソーシアムでは、その名にもあるように、大船渡市の碁石埼灯台を対象にしています。灯台とこの地に生まれ、地域の振興に尽くした先人の物語を重ね合わせることで、人と灯台という二つの「光」に例えることで、大船渡の魅力を掘り起こすことを目指しました。