藤勇醸造は釜石市で120年、味噌や醤油を造り続けている会社です。そして、現在ではこうじを活用した化粧品の製造販売も手掛けるなど、その事業分野を広げています。三陸釜石の「おふくろの味」として知られる藤勇醸造ですが、その認知度を県内全域でアップし、販売につなげていくという課題を自ら設定しました。つまり120周年の企業広告でありながら商品広告の役割も果たす。それを目的を達成するために「商品たちの記念写真」というアイデアを考えました。例えば商品に人格があったとしたら、「こんな機会めったにないんだから、みんなで写真撮ろうぜ」なんて言うような気がしたのです。この新聞広告では、現在、藤勇醸造が販売している商品が勢ぞろいしています。藤勇醸造の屋台骨を支えてきた商品、そして、新しく生まれた商品が仲良く一枚の写真に収まり、「120年目の、はじめまして。」というキャッチコピーで挨拶の言葉を始めています。