新入社員が離職する理由として、「仕事を教えてもらえなかった」というものがあります。
ここでは成長できないと感じてしまった若者は、早々に見切りを付けてしまう。
これには、会社で採用に携わる40代、50代の方にも原因があると考えています。
「自分が若い頃は、誰も教えてくれなかったから、先輩の仕事を見て覚えたものだ」
採用に携わっている方々は自身の経験を振り返り、そう思っているのかもしれません。
ただ、今の若者には、それは通用しないのです。
だから、自分の若い頃のことは、きっぱりと忘れましょう。切り離して考えましょう。
ライト・ア・ライトの得意先には、
建設業、製造業なども少なくありません。
それらの業種は採用で苦戦しています。
しかし、この人手不足が続く中、中小企業であっても
安定的に人を採用できている会社があります。
そういう会社は、今の求職者のニーズを掴んでいます。
求職者と自社の接点をしっかりと見極めています。
人手不足を解消するためには、
ホームページを立派にすることでもなく、
制服をかっこよくすることでもなく、
まず最初に「考え方」を変えることが大事なのだと思います。