ライト・ア・ライトのスタッフを見ていて思うのは、
自己批評がうまいということです。
自分はこんな部分を伸ばしたい。
自分には、まだまだこんなところが足りない。
自分に対面し、自分のウィークポイントを見つけるのがうまい。
これは特殊能力と言っていいものです。
僕は今まで多くのスタッフと仕事をしてきた経験があります。
そして、経験を重ねる中で、
自分は仕事ができる。
自分は評価を得ている。
そういう風な「誤解」を自分の中に持ってしまう。
これは本当にやっかいなものなのです。
なぜなら、そこで成長が止まってしまう。
現状に満足し、同じことを繰り返し、
新しい挑戦もしなくなってしまう。
ライト・ア・ライトのスタッフは、
常に自分の足りないところを探しているように思える。
そして、それを克服するための努力をしている。
例えば、1年を見た場合、
こういうところがすごく伸びたというように
曖昧ではなく、具体的なことを言える。
彼らが正しい努力を重ねて、成長を遂げていることは
傍目で見ていても、十分に伝わってくるものです。
僕は自信がありませんし、仕事ができると思ったことがない。
いい年をして、どうなんだというところもあるのですが、
一方で、そういう気持ちが成長につながると思っていますし、
モチベーションにもなっているのです。
自己批評と自己向上。
これはいつまでも終わることがありません。
来年も、再来年も、10年後も続けてほしい。