「新商品開発」を卒論のテーマにした
学生から連絡をもらいました。
卒論の中で
「ICHINOSEKI DOG」と「ICHINOSEKI WHITE BURGER」を
取り上げたいということで、取材を受けました。
学生からは新商品開発をする中で
ユーザー(買い手)の意見をどのように反映していったかという
質問があったのですが、
僕が新商品開発に携わった商品では、
ユーザーインサイトを掘り下げるという作業をほとんどしていません。
むしろ、商品を発表した後に、徐々に微調整を重ねていくというものです。
そして、その質問の中で改めて思ったのですが、
商品を販売した後の改善ポイントも
売り方であったり、オペレーションの部分であって、
商品の内容については、ほとんど変えていなかったのです。
学生が望むような新商品開発になっていたかは
甚だ疑問が残るところはあるのですが、正直にお話しさせていただきました。
そして、新商品の開発というものは、
その商品を売ることが第一目的になっていますが、
この「ICHINOSEKI DOG」と「ICHINOSEKI WHITE BURGER」は
商店街の賑わい再生が目的となっています。
これは通常の商品と違うところだと思います。
学生にとって意外な回答だったかもしれませんが、
こういう新商品開発もあることを知ってほしいと思っています。