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会議に、無駄口を。打合せに悪口を。

これは2021年の博報堂の広告のキャッチコピーです。

「会議に、無駄口を。打合せに悪口を。」

この言葉の意味はすごくよくわかる。

会議には本来関係ない無駄話というのは、すごく大事です。
特に初めて一緒に仕事をするスタッフがいる時は、
ここに参加しているメンバーがどんなことを考えているのかを
無駄話の中ですることができます。
これにより、一気に関係性が緊密になります。
僕は無駄話が多いほうなのですが、
これは別に仕事をしたいわけではなくて、
相手との距離を詰めることが大きな目的になっています。

そして、悪口については、
例えば担当する商品の悪いところは、
徹底的に洗い出すということです。
不便や課題をあぶりだすには、
悪口ほど良いものはありません。
一人の消費者の気持ちになって、商品を見つめる。
これは広告の仕事で大事なことだと思います。

「会議に、無駄口を。打合せに悪口を。」