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死との向き合い方

死というものとの向き合い方が
自分自身、ここ数年ですごく変わりました。

この5年間で、父、母、両方を亡くしたことに加え、
今年は年齢の近い知人が旅立ちました。
こういう事情もあり、
死というものを考える時間が増えました。

正直、若い頃というのは、
いつ死んでもいい!というような気持ちだったように思います。
それは裏返しで、死ぬわけがない!という根拠のない自信みたいなところもあった。

ただ、この年齢になると、
死というのは身近なものになるし、
幸運にも生きている(=生かされている)という気持ちに変わってきました。

そして、今の僕は
「死にたくない」ではなく、「死ぬわけにはいかない」という気持ちなのです。
若い頃と圧倒的に変わったのは、今の僕には守らなければならないもの、
やらなければならないものが増えたということです。

例えば、ライト・ア・ライトの若いスタッフです。
(よくこの投稿にも出てくる二人です)
能力も才能もある二人に僕は出会ってしまった。
彼女たちを業界のトップクラスの人材に育て上げたいし、
そして、そうなった彼女たちが活躍する姿を見届けたい。

だから、まだまだ死ぬわけにはいかないのです。
これ、本当の気持ちです。