農家の方に「団粒構造」の話を聞きました。
丈夫な稲を作る為には、土壌にしっかりとした良い根を張ることが大切。
そのために、水分が適度に保持されるとともに適度に排水される土壌が必要です。
つまり美味しいお米を育てる土壌は、
ふかふかしていて排水、保水、通気性、保肥力が優れています。
雨が少ない時には急激にしおれること無く、
また大雨の時には過湿の害が出にくく、稲はじっくりと耐えることができます。
僕は会社組織というものもその団粒構造そのものだと思います。
うちの会社の勝負点はここ。
この領域を伸ばすことが会社の成長につながる。
そういう考えに凝り固まっていると
新しいことへの挑戦はなかなかできない。
常に思考の余白を残しておいて、柔軟に取り入れることができる環境を整え、
ただ、しっかりと根を張る密度も保っている。
そういう組織がこれからの理想でしょう。
僕は農業の方々に会う機会が多い。
そういうところから学ぶことは意外なほど多いのです。