京セラ創業者の稲森さんが
「人間のタイプにも、火近づけると燃え上がる可燃性の人、
火を近づけても燃えない不燃性の人、自分でカッカと
燃え上がる自燃性の人がいます」
と言っていたことを思い出します。
経営者の視点からすると、会社の中に「自燃人」が増えることがいい。
そして、稲盛さんはこう続けています。
「自ら燃えるためには、自分のしていることを好きになると同時に
明確な目標を持つことが重要」。
現実的に見れば、会社の中にいれば、自分のやりたい仕事だけができるわけではない。
それでも、日々の仕事の中に意義ややりがいを見つけられば、
自分の心に灯がともる。
僕の経験では、自燃人が増えると、それ以外の人も引き寄せられるように自燃人になっていく。
だって、自燃人が働いている姿というのは楽しく見えますから。