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編集者

つい最近、書籍不況について書きました。
本を売るスペースはどんどん縮小しています。
本屋さんが一軒もない町が岩手県では増えてきています。
そして、それを補完していたコンビニも
書籍のスペースはどんどん縮小しています。
ただ、知的興味はなくならないし、
ネットのうすっぺらい情報に嫌気がさしている人も
確実に増えてきている。
ストレートに言えば、面白いコンテンツは永遠に無敵だと言うことです。

面白いコンテンツを下支えしているのは、編集力です。
編集者の仕事というのは、
「価値ある情報をうまくまとめて伝えること」だと思います。
そして、これは紙媒体に限ったことではなく
映像にしても、演劇にしても、どれにも転用できる能力です。

仮に世の中一般の考え方に迎合したとして、
本はもうダメなのかもしれないという見方をしてみる。
ただ、編集という仕事は確実にこれからも重要な力として残っていくし、
編集者という仕事は、媒体の壁を軽々と乗り越えて
生き残っていくと断言できるのです。