枠を超える、枠を広げる。
これは自分自身だと思います。
そして、今の時代は、枠を超えて活躍できる人材が
求められると感じています。
例えば、東京の書籍の編集者の中には、
自分の表紙のデザインを行い、
そして、プロモーションの施策も考える。
そんなスーパーマンのような人が増えている。
以前の編集者は、
著者との調整であったり、原稿の精度を上げることが
主な仕事だったと思います。
そういう従来の枠を軽々と壁を超えていく人がいる。
経済環境が悪いことも影響していることも事実。
外部の人に出すことができずに、
自分でやるほうが安上がり。
でも、本の編集に関わるということは、
一番思い入れも強い人であり、
真剣に自分の手掛けた本を売りたいと思っている。
このように活動範囲が広がることは、
当然と言えば当然のようにも思うのです。
岩手ならなおさら。
一人の人間がこなす役割はどんどん増えている。
そして、それに対応できる人が求められているのだと思います。