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臆せずに、自分を曲げる

先日の競合コンペの打ち合わせで
こんなことがありました。

僕が企画を考えて、社員に話したのですが、
社員からその企画の問題点を指摘された。
そして、僕はその意見がすごくまっとうだと思ったのです。

時間のないプレゼンでしたが、
自分の出した企画は全部ボツにして、
新たに新しい企画を考えました。
そして、結果として、その競合コンペは獲得することができた。

自分の考えた企画はかわいいものですし、
通したいという気持ちにもなる。
ただ、それは個人的なもので、
全体最適ではありません。自分の企画を通すことではなく、
競合プレゼンに勝つ企画でなければ意味がないのです。

自分の企画にしがみついて、ごねる人も確かにいる。
ただ僕は、あっさり捨てるし、自分の意見も曲げることもある。
そして、ちょっと自慢めいた話になりますが、
企画が否定されてボツになったとしても、もっといい企画を考える自信があります。
次はみんなを納得させる企画を考えてみせる。そう思ってしまうのです。

もちろん、自分の企画に執着するのも大事なことだと思う。
その一方で、他の人の意見のほうが正しいと思ったら
あっさりとひっこめる勇気を持つ。
それも大事なことなのです。