出来の悪い、精度の低い仕事を
「やっつけ仕事」と呼んだりします。
最初は誰もが仕事に真剣に向き合います。
人間とはそういうものだと思います。
そして、その仕事をしているうちに、
自分に能力が足りないことがわかってくる。
そこでやる気が失われてくる。
自分の能力不足を認めたくないために、
できない自分と向き合いたくないために、
その肝心の部分は棚上げされ、
こんな仕事にやる意味がないと言い放ったりする。
それが「やっつけ仕事」の元凶なのです。
そういう人たちは、会社のせいにしがちですが、
本人の資質によるところが大きいと感じています。
そして、大きな問題は、本人が意識を変えない限り、
そのやっつけ仕事の元凶を根絶することができないのです。
それは仕事だけでなく、人生にも大きな影響を与えます。
人生で一度でも「やっつけ仕事」をしてしまったら
その人の人生自体が「やっつけ人生」なってしまうのです。