自分に都合の悪いこともちゃんと伝えること。
これはなかなかできない。
自分に都合の悪いことは蓋をしてしまいたいと思うのは
当たり前の感情だと思う。
ただ、自分に都合の悪いことこそ、ちゃんと表明する。
「ところで、あれって、どうなったんでしたっけ?」
にしてはダメだと思うのです。
今、問題になっている兵庫県知事みたいになってしまう。
自分に都合の悪いことは捻じ曲げて伝え、
自分の責任を回避する。
それは、自分では隠しているつもりでも、
聞いている人たちは見抜いています。
僕は負けたプレゼンについても、
社内で共有するようにしています。
自分から発信するようにしています。
負けたから、もう無いことにしてしまおうという姿勢では、
やはり成長は見込めない。
自分の負けを認めて、ちゃんと事実を伝える。
それを社内に共有することで、
次に挑戦する人が、それを糧としてくれればいいのです。
もちろん僕自身も次は同じ結果にならないように、
ここの部分を改善したいというコメントを書き加えるようにしています。
失敗も、負けることも恥ずかしいことではない。
自分の失敗や負けを覆い隠そうという精神が一番カッコ悪いのです。