岩手において、企画プランナーが圧倒的に不足していることは
以前の投稿でも書いたことがあります。
そして、僕なりに、コピーライター、デザイナーを育てていたという
実感はあるのですが、企画プランナーを育てるのは本当に難しい。
それは、コピーライターにしろ、デザイナーにしろ、
「答え」を見つけるのが仕事です。
一方で、企画プランナーは「課題」を見つけるのが仕事です。
そして、その課題というのは、企画の発端となります。
ここの設定が間違っていると、企画の内容はどんどん的外れなものになっていきます。
ありがちなのは、「自分がいい!」と思ったもので、
企画を考えてしまうことです。
自分がいいと思うことが、相手にもいいことだと勘違いしてしまうのです。
そこには検証や、得意先の事情を考えなければならないのに、
自分がいいと思ったことを押し付けるような企画に仕上がってしまうのです。
これでは企画を通すことはできません。