先日、UUUUM創業者の鎌田和樹さんの本を読みました。
つい最近の投稿のタイトル「名前のない仕事」は、
その本からいただいたものです。
UUUMというのは、ユーチューバーのマネジメント事務所です。
それまで個々人で活動していたユーチューバーに
所属してもらい、仕事や金額のマネジメントを行っています。
いわば、鎌田さんが始めるまで「名前のない仕事」だったのです。
僕は、ユーチューバーに関捨て詳しくないですし、
そのUUUMという会社は「うまいこと、風に乗ったな」くらいな
印象しかなかったのです。どこか胡散臭い感じさえしていた。
ただ、この鎌田さんの本を読んで、
ユーチューバーについての印象が変わりましたし、
そして、それをマネジメントする仕事の大変さも伝わってきました。
時代の最先端を走るような仕事ですが、
実はやっていることはアナログですし、
そして、人対人にこだわっていることが伝わってきました。
そして、鎌田さん自身、以前の仕事では、
総務をしていたということにも
驚くとともに、腑に落ちることもあったのです。
総務という仕事はバックオフィスで、
どこか地味な印象を感じると思います。
ただ、そういう地味な仕事が
会社を支えているのは事実ですし、
実は、その総務という仕事で
格別な結果を出すことというのは
すごいことだと思います。
ネット関連の仕事は、一気に跳ねる印象もあって、
一攫千金のイメージもありますが、
そういうものは長続きはしないと思います。
そして、実直に仕事してきた人間が信頼を積み重ねていくのだと思います。
鎌田さん自身語っていることですが、UUUMに所属していた最後は
ゴタゴタしたようです。
僕は直接、鎌田さんを知っているわけではないですが、
この本を読んで、この人の考え方には共感できることが多々ありました。