先日、会社の先輩が亡くなり、
そのお別れ会に出席してきました。
そこには、以前勤めていた会社の方々がいました。
OB、現役社員、久々にお会いした方もいらっしゃって、
なんか昔に戻ったような気持ちになりました。
もちろんぶつかりあうこともあったけれど、それらの出来事は
すべて過去のものになっていて、仲間として集まることができる。
そして、改めて、良い会社だなと実感したのです。
僕は会社を辞める時に、意識していたのは、「きれいに」辞めるということです。
この「きれい」には、いろいろな意味があると思います。人によっても違う。
ただ、僕の場合は、同じ業界で仕事をすることは決まっていたので、
変な負い目を持たないように心がけていました。
これからどんなことをやっていくのかを話し、
そして、ちゃんと協力できる環境を確認していきました。
その時に話したのが、ライト・ア・ライトという会社の
基本構想であり、目指す姿でした。
そういうものを理解してもらうことにより、
スムーズに退社することができましたし、
今のなお関係は続いています。
辞め方というのは、実はその人の人間性が出るものです。
そして、すごく記憶に残る。
今まですごく貢献してきた人なのに、不義理な辞め方をすることで、
それまでやってきたことも否定されてしまう。
果ては偶然出会った時にも、なんとなく気まずい感じになったりして。
そういう例はたくさんあるのです。
だから、仕事を辞める時は、ちゃんと「きれいに」辞める。それが大事なのです。