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光が当たっている時こそ注意

光が当たっている状態というのは、気分は悪くないものです。

いろいろな人に声をかけられる。オファーを受ける。
ほめられることも多いし、
「先生」なんて呼ばれることもある。

最近実施したプロジェクトには注目が集まっている。
ぜひいっしょにやりたいという声掛けも増えている。

自分がやってきたことが認められて、ちょっとうれしい気持ちであり、
誇らしい気持ちにもなる。

そういう時こそ、もう一度、足元を見つめ直すことが大事だと思います。

一番注意が必要なのは、内部の意識合わせだと思います。
注目を集めることによって、それぞれの意見が食い違うことも増えてくる。
そして、意見の相違が生まれることで、内部からプロジェクトが崩壊していく。
これは本当にもったいないことです。
だからこそ、注目を集めている時に、今一度、意思統一を図ることが大事。

同じ志で集まった仲間が、つまらないことをきっかけに崩壊していく。
僕は長いキャリアの中で、そういうものを目にしてきた。
だからこそ、内部の意識のズレには注意を払っています。

光輝くものは美しい。でも、カラスのようにもろいものなのです。