起業を考える人に共通しているのは、
情報をすごく調べているということです。
そして、それはネットから集めてきた情報。
ここに落とし穴があります。

ポジショントークというものがあります。

発信者のポジションによって、その内容は大きく異なります。
そして、多種多様なポジショントークがネットには溢れている。

「起業するなら、こうすべきですよ」
「こういうビジネスは、ニーズがあります」
「社会に貢献しながら、稼ぐことができます」

どれもネットで見るようなものばかりです。

そして、それに近い情報を求めている人は、元々、それらの情報に好意的。

「社内に貢献しながら、稼ぐことができます」
そういうことを発信するのは、一般社団法人とかNPO関連の人が多い。
他にもいろいろ選択肢があるのに、
それに乗っかってしまう人がいる。それが素晴らしいことと妄信してしまう。
そして、高額な講座を案内されて、受講してしまったりするのです。

ポジショントークというのは、自分の立場を正当化し、そして、そこに人を誘導したいという意図があります。

そういうものを鵜呑みにするのは、本当に危ないこと。
そして学ぶ対象はネットではなく、すぐ周囲にいます。
近隣で成功している社長の話を聞いたほうが、よほど役に立つ。