「あの子って、まだ素人同然でしょ」
「大丈夫?素人に毛が生えた程度の新人に任せて」
僕はこういう物言いはどうかと思う。
ライト・ア・ライトの売り物一つは若さです。
技量の前に、キャリアで判断してしまうことの怖さ。
そして、こういう物言いをするのは
キャリアを積んだ先輩クリエイターが多いのです。
(どこかに嫉妬心を感じることもあるのですが)
デザイナーはさておき、
ライト・ア・ライトで働くスタッフの多くは、
美術的な教育を受けていません。
(僕自身そうですし)
ただ、ここで言いたいのは
ライト・ア・ライトに僕が誘うのは
「すごい素人」だと言うことです。
誰でも最初は素人です。
そして、素人であっても、すごい能力を持っている人はいます。
そういう素材を見逃さず、うちで働いてもらえように勧誘を行う。
「すごい素人」は伸びしろがたっぷり残っているだけに成長の速度も速い。
「すごい素人」だった人が、「すごいプロ」になっていくのです。