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世界観

例えば、技術。

制作者の価値を技術という部分で見ることができる。
それは時間をかければ、そして、正しい努力をしていけば、
身に付くものです。
スピード、プレゼンテーション、これらも同様。
キャリアを積み重ねることで磨かれていきます。

一方で世界観は、身に付けようとして身に付くものではありません。

その人間が持っている固有のものです。
そして、制作するものに、それは滲み出ていきます。

世界観を持っている制作者は本当に少ない。
もし世界観を持っている制作者がいるなら、
その世界観を潰してしまわぬよう注意しなければならない。

一度失った世界観は、二度と戻ってこないのです。