ライト・ア・ライトの仕事は、
多くの得意先からいただいていることによって成り立っています。
ただその一方で、
ないものを作るという部分にも力を入れています。
それは依頼されたものではないですし、
先行事例のありません。
こういうものがあったら、面白そうだ。
そういうものを考え、企画書に落とし込み、
実現化に向けて動き出す。
お金がないなら、賛同してくれる協力者と進める場合もありますし、
ライト・ア・ライトが負担して始める場合もあります。
そして、立ち上げたものの、上手くいかない場合だってある。
ただ、それを恐れて、あるいは面倒くさがって、取り組まなければ、
この業界はただただ衰退していくのだと思います。
(多くのことがスマホで出来る世の中ですし)
面白いものには特別な求心力があります。これは事実。
そして、それがうまくいった場合の爆発力は
すさまじいものがあります。
昨年度、企画実施した肉丼祭も、
始める前に、「これをやって、本当に売れるの?」
そういう言葉は何度も聞かされた。
そのたびに、正直に「やってみなければ、わかりません」と答えていた。
誰もが安定を求めるし、損だってしたくない。
ただ、そこばかり見ることで、挑戦ができなくなるのはほんとうにもったいない。
肉丼祭は、結果的に大成功に終わりました。
最大50人の行列ができ、用意した600個はほぼ完売した。
初雪が降るというアゲンストの状況にも関わらず。
「やってみなければわからない」というスタートでしたが、
その結果は猛烈な爆発力を持っていたのです。
僕はこういう企画を一つでも多く創り出したい。
それがライト・ア・ライトならではの価値になると考えているからです。