僕が新卒で入った会社は、
日本で二番目の広告代理店のグループ会社でした。
その制作部の中で、コピーライティングの技術を教わった。
コピーライティングの技術は、AIが全盛となる時代では
役立たずの技術かもしれません。その可能性は十分にあると思う。
それでも、多くのコピーライターが切磋琢磨し、
磨き上げてきた集合知であることは間違いありません。
アイデアを言葉に代える技術に加えて、
アイデアを選ぶ技術、アイデアを集約する技術など、
そこで学んだことは数知れない。
気づけば、コピーライターにも関わらず、
ちゃんとコピーライターを育てて来なかったという気持ちがあります。
これはちゃんとやっていかないと。
僕はこの役に立たなくなるかもしれない技術を
若い世代に伝えていきたいと思っています。