message

広告とは贈り物

ある雑誌で、コピーライターの谷山雅計さんが
「広告とは贈り物」とおっしゃっていた。

広告とは?
僕はこの言葉がすごく腹落ちした。
世代はあるかもしれませんが、
僕は広告というものからたくさんのものをもらってきたと思うのです。

アメリカという遠い国を近くしてくれたのは広告でした。
新しい概念のわくわくする商品を紹介してくれたのも広告でした。

今の若い世代では考えられないかもしれませんが、
新しいCMが流れるのが楽しみ。そんな時代が確かにあったし、
僕はそのど真ん中で育ってきたと思うのです。

広告とは贈り物。

今でも本当にそう思っていますし、
そして、その気持ちを持って、制作していかなければと思う。

仕事だからやっている。
お金のためにやっている。

そういう気持ちでやっていたら、やっぱりいい広告は作れないと思うのです。