昨年、周年事業を提案しながら、
別の会社に決まった案件がありました。
ただ提案しただけで、その後のフォロー活動はほとんどしていなかったので、
その結果は悔しいものでしたが、動いていない自分たちが悪いわけで
すごくもったいないことをしたなという気持ちでした。
で、ここで終わってしまうのが一番多いし、そして、一番ダメなことです。
僕はこの周年事業が別の会社に決まったと聞いて、
再度、この企業とコンタクトを取るようになりました。
小さな相談事を見逃さないよう注意を払いながら、
提案を繰り返していました。
そして、その結果、先ほどの周年事業はライト・ア・ライトにお願いしたいと
言ってもらうことができた。この事態に僕も正直驚きました。
ここで改めて思うことがあります。
もちろん自分に置き換えても言えることです。
仕事を頼む場合、その人がどんな姿勢で仕事をしているのか、
どんなことが実際にできるのか。それを理解してもらわない限り、
仕事を得ることはできないということです。
「仕事を獲得する」ことよりも「ライト・ア・ライトを理解してもらう」ことを重視する。
そのことが今回の大逆転につながった。
あきらめるって、本当に簡単なんです。
自分の傷も最小限で済みますし。
ただ、そこからが本当の勝負なのです。
自分の至らないところに目を背けるのではなく、
正面から向き合い、次の方法を考える。
それができていると、仕事は必ずうまく回転するようになります。