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あきらめずに考える

今の僕の帰宅時間は午後7時30分です。

以前の僕の働き方を知っている人からすると、
この帰宅時間は驚くと思います。
午前1時とか2時に帰るのが普通だったので。

網膜剥離によって、
生活習慣を大きく変えた結果、
この帰宅時間になったのです。

僕は別に夜中まで仕事したいわけではなくて、
抱えている仕事を回すためには必要な時間と考えていました。

ただ、目に負担をかけないためには、労働時間を少なくしなければならない。
それを実現するために、ふだんの仕事をどんどん効率化、省力化して、時間を削りだしていったのです。

例えば、ネットサーフィン。
今の仕事では情報収集とかこつけて、
ネットに費やしている時間はけっこうなものです。
これを一切なくしました。
仕事時間中には、ネットやスマホで調べものをすることを止めた。
ただ、それだけで1時間は削り出すことができた。

あとは面談時間、打ち合わせ時間の簡略化です。
僕は打ち合わせはスタッフとの潤滑油とも考えていて、
仕事以外の話もすることが多い。
事情を話して、打ち合わせ時間は出来る限り短くするようにお願いしています。
それによって、また1時間程度を削り出すことができた。

できないとあきらめるのではなく、周囲の協力も得ながら、
どうすれば早く帰ることができるかを考える。
それによって、7時という帰宅時間が可能になりました。

そして、家に帰った後は、
寝る前の1時間はキャッチコピーを書く時間に当てています。
これは、この時間に書くのが、一番いいものが書けるという実感があるからです。

一日の終わりに、一番得意で、一番好きなコピーを書く時間に当てる。
キャッチコピーは会社でなくても、自宅でも、十分に書くことができる。