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「問い」の立て方

企画プランナーをする上で
ある意味、いちばん大切と言えるのは、「問い」の立て方です。

企画書のはじめに入る部分であり、
企画のスタート地点。

そして、ここが適切なものでないと、
企画は間違った方向にどんどん進んでいきます。

「企画を考える」と「企画を通す」はまったく違うものです。

自分が面白いものと感じるものを実現したい。
それはそれで間違いではないですが、
得意先の希望と異なるようであれば、その企画が通ることはまずありません。

まず、問題点・課題は何か?
そして、それを解決する方法を提示できるか?

それが企画プランナーの仕事です。
ただ単に面白い企画を考えるのは、企画プランナーの仕事ではないのです。

そして、自分がやりたいことができないのであれば、
やりたくないという幼い感性の人はやはりこの仕事は向いていない。

自分のやりたいことではなく、本当に効果をもたらすものに目を向けることができる。
それが企画プランナーの仕事です。

「問い」とは、生成AIのプロンプトにも当たる部分です。
「問い」を立てることは、今のAIは苦手な部分です。

だからこそ、企画プランナーの仕事には価値があると思うのです。