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菊地がいないライト・ア・ライト

網膜剥離の手術入院。

僕は入院中読もうと思って持っていった本の多くが、
「死」に関するものでした。

もちろん今回の網膜剥離は死に直結するようなものではありません。
ただ、本当の死の前に、僕は仕事人としての死を迎えます。
いずれ今の力が衰え、マーケットから退場を余儀なくされる日が必ず来ます。
その時のことを今回の入院でしっかり考えたいと思っていました。
じっくりと考えるだけの時間はありましたから。

そして、今回の入院で僕が会社から離れることで、
菊地亡きあとのライト・ア・ライトについて、
スタッフは考えたと思いますし、亡くなった後の予行練習になったと思うのです。

もし僕がいなくなった時に、ライト・ア・ライトで欠落するのはどんな能力か。
もし僕がいなくなった時に、補強しておかなければならないのはどんな人材か。

そういうものをリアルに考えるきっかけになったと思います。

僕自身、会社からちょっと離れて、冷静にライト・ア・ライトというものを見つめることができた。
そして、その時のウィークポイントも見えてきました。
近いうちに、社内ですり合わせしながら、今後のライト・ア・ライトの運営や採用に役立てていきたいと思うのです。