網膜剥離の手術で１週間ほど入院しました。

実は目の不調はゴールデンウィーク明けから始まっており、
どんどん視界が狭くなっていくことを感じていました。

入院前はほぼ視界が真っ黒な状態。
これはもう無理だなと思い、病院に行きました。

網膜剥離というのは、その病名の通り、
網膜がはがれてくる病気で、すべてがはがれてしまうと失明です。
僕が病院に行った時には、３/４がはがれている状態で
お医者さんも慌てるような状況でした。
初診の翌日には、緊急手術が行われ、幸いにして光を失う事態は避けることができました。

ゴールデンウィーク明けは忙しかったですし、
そして他社も関わるプロジェクトがあり、
その中で自分が抜けることは選択肢になかった。
ギリギリまで頑張りたいという気持ちだったのです。

献身と信任。

退院した後、おなじみの「社長会」で話したことです。

周りの人との仕事を全うしたい。
自分を犠牲にしてもなんとか乗り切りたい。
「献身」の気持ち。

そして、社員を信じて託す「信任」の気持ち。

そのどちらもが大事なのだという結論になりました。
そこに出席した社長がみんなしみじみとその結論に納得していました。

僕は社員を信頼していると言ってはいるけれど、
それはやはり表面的なものだったと反省しています。

今回、僕は緊急入院することになり、
わずか１日で僕の持っている仕事をスタッフに振り分けた。
大丈夫かなという気持ちが上回って、病院にいる時は不安だった。
ただ僕が想像していた以上に、スタッフがたくましく、そして強く成長していた。
僕の心配をよそに、スイスイと仕事を回してくれていました。
本当にありがたかったし、頼もしいと思ったのです。

今回の入院で、スタッフには大きな借りができたと思っています。
みんなを笑顔にするために頑張るので、これからもよろしくお願いします。