先日、日詰商店街にお店を構える方にインタビューした時に、
なぜこの場所を選んだのかを聞きました。
そこで返ってきたのは、「たくましい商魂」という言葉でした。
僕はこれがすごく面白いと思ったし、同時に大切なことだと思ったのです。
たくましい商魂とい短い言葉でしたが、
その言葉には、仕事対するプライド、そして、難局を乗り越える強さが
含まれていると思います。
僕は仕事にプライドを持っている人が好きですし、
簡単には屈しないたくましさは仕事の成果に必ずつながると思っています。
日詰商店街には、
その可能性に魅力を感じて、若い人もお店を出しています。
その一方で、昔からあるお店も健在です。
そして、ただ惰性で営業しているのではなく、
新しいアイデアを組み込んだサービスを展開しています。
それはまさに商魂。
人が来なくなったから、売上が落ちてもしょうがない。
今さら新しいことをやるなんて無理。
この業態は何をやってもしょうがない。
そういうマイナスな考え方は、まったく感じられない。
だから、しぶとく商売が続けられるのだと思います。