人間というのは、つくづく相対的存在だと思います。
机を並べる同僚と自分を比較検討することで、
自分自身の輪郭が定まってくるのだと思います。
あの人と比べると、自分はここが足りない。
あの得意先の担当者に比べると、自分はまだまだ真剣度が足りない。
そういう経験は何度もしてきました。
そして、自分を蔑むのではなく、
成長の見本として考えればいいのです。
自分は自分。人は人。
そういう価値観をすべて否定するつもりはない。
ただ、比較することで、自分自身がわかるとも言えるのです。
たくさんの人に会い、たくさんの人を理解している人は、
やはり人間的な魅力がある。それは断言できるのです。