いいことをしているはずなのに、いつの間にか同質化している。
例えば、人口減少を食い止めるための施策。
移住してきてくれるように、
〇移住支援金を出す
〇子育てのしやすい環境をつくる
〇仕事を充実させるために企業誘致
これらは、何も悪いことはないし、間違ってもいない。
今抱えている「課題」を解決するために取り組んでいることです。
ただ、それらは他の自治体でもやっていること。
どんどん同質化していくのです。
やはりここには、他と違うコンセプトを設定することが必要だと思います。
人口減少を食い止めて、その結果として、どんな町にしていくのか。
その部分がないと、ただただ似たような施策が増えて、
自治体の名前を変えても、どこにも入れ替えが可能な状態になってしまうのです。
人口減少を食い止める施策を例に取りましたが、
これは他の業種にも当てはまります。
例えば、求人施策。ライト・ア・ライトにもこれらの仕事が持ち込まれることは少なくありません。
応募者を集めるために
〇ホームページをつくる
〇求人媒体に広告を出す
〇かっこいいポスターをつくる
〇かっこいいパンフレットをつくる
これらは、今まではなしてきたように「同質化」です。
その企業が人が集まることで、どんな企業に生まれ変わるのか。
どんな未来を目指していくのか。そのコンセプトが出来ていないと
やはり他社と変わりばえのしないものになっていくのです。