生み出すのではなく、思い出すもの。
それがキャッチコピーだと思います。
例えば、18歳。
大学受験を控えているのに、
あの娘のことばかり考えていた気持ちは
ありありと思いだすことができる。
その時感じていた気持ちをそのままコピーにすればいい。
例えば、23歳。
社会に出て、初めて任された仕事で、
得意先に感謝された。
そのうれしいような、恥ずかしいような、
そんな気持ちをコピーにすればいい。
例えば、30歳。
後輩を誘って、飲みに出かける。
自分が新人の頃に感じていたことを
ちゃんと話してあげた。
そんな気持ちをコピーにすればいい。
突き詰めると、コピーは人生そのものであり、
自分の内側にないものはいくら考えても出てこない。
良く生きること。それが、コピー上達の最良の方法なのかもしれません。