キャッチコピーについて、今も考えている。
新人の頃から考え続けている。
今言えることは、
キャッチコピーというのは、
意味ではなく、価値を伝える。ということ。
この頃の岩手県の広告を見ていて思うのは、
意味を説明するコピーが増えてきていることです。
「これはこういうものですよ」と説明している。
正しいことではあるけれど、それは人を動かすものにはならない。
さらには、この頃ふえてきているのが、
できそこないの詩みたいなキャッチコピー。
意味を伝えることにも、価値を伝えることにも当てはまらない。
口当たりの良い言葉が並ぶ。なんだか素敵そうに見えるから質が悪い。
キャッチコピーというのは難しい。
考え続けるのは苦しいし、辛い時もある。
でも、価値を伝えることを目的にキャッチコピーを書きたい。