学校の教室の中で学んできたこと。
それはとても意味のあることです。
ただ社会に出て真っ先に思うのは、
学校とは違うということだと思います。
学校で教わることは、
どうしてもその物事の一面であることが多い。
様々なパターンがあるのだけれど、
すべてを教えることはできないし、
だいたいにして時間が足りなくなってしまう。
Aというパターンには、Bで対応。
というようにはいかないことを、
社会人になって思い知らされる。
自分で考えて、その時々に最適な判断ができるように
自分自身を鍛え上げていく。
勉強はできるけれど、仕事はできない。という人はいくらでもいる。
学校とは違う「正解が複数ある課題」に直面した時に、
学校の勉強に慣れ切ってしまった人あるいは対応しすぎた人は、
そこで思考停止になってしまうのかもしれません。
大人が学ぶのは教室ではありません。
大人が学ぶ場所は社会です。
いろいろな価値観があって、それに準じていろいろな考え方の人がいる。
そういうものに触れながら、学んでいく。育ててもらうのです。