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否定されることに慣れておく

制作に関わる仕事をしていると、
自分が自信を持って出した案が簡単にボツになることがあります。

そんな経験山ほどしてきました。
悔しいし、口惜しいし、恨めしい気持ちにもなる。
ただ、採用されない案には必ず理由があるのも事実なのです。

僕は以前働いていた
広告代理店で過ごした日々で
本当に感謝しているのは、否定されることに慣れる訓練をさせてもらったことです。
いや本当に。嫌味ではなく。

否定されることに慣れていない人間は、
弱いものです。
そして弱いだけならいいのですが、
自分を理解してくれない周りを否定したり、攻撃したりするようになる。
それによって、一番損をするのは、自分だと言うことにも気づきません。
そして、自分を温かく迎えてくれる場所にしがみついてしまう。

これでは人間は成長しないのです。

否定されることは、裏返せば、成長してほしいという気持ちでもあるのです。
それを理解できない人生は、気づけない人生は、本当に悲劇なのです。