例えば、CMのプランを考えている時。
伝えなければならない情報、
伝えなければならない映像。
それらを入れてCMコンテに盛り込む。
これは作り手として思うことなのですが、
得意先にとっては、これは「大正解」のTVCMです。
提案した際に採用になる可能性も高い。
ただ、それは、生活者にとって、ひっかかるものになっているかはまた別問題です。
正しいことを正しく伝えるものは破綻はしていないのですが、
興味・関心を引く内容になっているかどうか…。
コピーでも同じことが言えます。
正しいことを書いた文章は、
心を打つ文章になるとは限らないのです。
大正解を出すことを否定するつもりはない。
ただ、生活者の目線に立った時に、引っかかる正解を目指さなければならないと思う。