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源義経

源義経は、岩手と縁が深い。

源義経は
鞍馬寺で修行している時に弁慶と出会い、
そこから奥州藤原氏のもとで、武士の教育を受けたと言われています。

ただ、実は源義経の軍には、かつて山賊をしていた家来が
多数参加していたのです。伊勢三郎義盛という義経の右腕と言われた人は、
実際に三重県の峠で山賊をしていたと言われる。

僕はこれはかなり信ぴょう性が高いと思っています。
源義経が得意とした奇襲戦法のひらめきが
山賊時代の名残りと言われれば、すごく腑に落ちる。

義経の戦法は、ある意味、勝てば、文句ないだろうというものです。
軍才は間違いなくあったと思うのですが、
それに付き従い、さらに武士のプライドの強い源氏の家来には最後までそぐわないものだった。
だから人心を集めることができなかったし、悲しい最期となってしまった。

僕は会社も同じだと思います。
自分のことろだけが儲かればいい。
儲けられれば仕事は選ばない。

それは源義経と同じものです。

どうあっても、支持は得られないし、増してや尊敬を得られるものにはならない。

経営者というのは、どこかで、儲かればいいと思いがちです。僕だってそうです。
でも、それはやはり間違っている。もっと大局を見る目を持たなければならない。
そう思っています。