僕が会社に勤めていた時に鍛えられたなと感じるのは「時間力」です。
「段取り通りに進めていくこと」
「時間に間に合わせること」
「締め切りを守ること」
人に会う中で、会社経験の長い人は
「時間力」が備わっている印象があります。
多くの人数が関わり、チームプレイで進めていく環境下で、
さらにはまだ未熟な若手の時間を管理することで、この「時間力」は磨かれていきます。
そして、その基本は入社3年くらいで身に付きます。
(組織の中で「時間力」がない人は、なかなか評価されないのも事実です)
仕事というのは時間との戦いでもあります。
どんなに素晴らしい仕上がりでも、締め切りを守れなかったものは0点です。
65点の仕上がりでも、締め切りに間に合えばいいのです。
そして、時間力で重要になるのは、合格点の見極めです。
65点~100点の間に入ることを目的にして、作業を進めていけばいいのです。
(すべてが非のうちどころのない100点というのは実際にはほぼありえないのです)
そして、出来る限り、スケジュールを前倒しでだすことも同じくらい重要。
ギリギリの提出は、良いことがなにもない。
早めに出すことで、修正する時間が生まれます。精度を上げることができるのです。
さらには、ギリギリによって、提出する相手のチェックが厳しくなります。
「ギリギリまで時間かけやがって。こっちもちゃんとチェックしないと危ないな」
とチェックも厳しくなっていくのです。いらぬところまで直されたりして。
新年度は時間力の向上もテーマです。