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岩手広告賞に思うこと (1)

岩手広告賞の受賞作品が発表になりました。

ライト・ア・ライトは6つの賞をいただき、
僕もたくさんの名前を乗せていただいた。それは素直にうれしい。

ただ、受賞者の名前を見ていて、やはり複雑な気持ちになってしまうのです。
自分も含めて相当高齢化が進んでいることを実感。
20代、30代の制作者は多くない。これには強い危機感を感じています。

古い話をして恐縮ですが、
昔の岩手広告賞には、20代、30代がバンバン賞を取って活気づいていた。
昔からの名前が並んでいて、新鮮味もない。

もはや若手は岩手広告賞に魅力を感じていないのか。
あるいは、それ以上に若い制作者がいないのか。

すごく複雑な気持ちです。

昔の自分だったら、今回の受賞者の顔ぶれを見て
「じじいが幅きかせて邪魔くさい。絶対引きずり降ろしてやるからな」
って思ったはずですから。