1972年に発表された
デヴィッド・ボウイの「ハンキードリー」というアルバムがあります。
予定調和が嫌いなボウイにしては、
すいすいと聴ける感じがあって、しかもメロディアスな曲が多い。
僕は全作品の中で好きな一枚です。
そして、このアルバムの1曲目が「Changes」です。
頭に残るメロディーラインはもちろん、
僕はこの曲の歌詞が好きでした。
変化
いつもと違うことに目を向けよ
金持ちなんかになりたがるな
変化
真新しいことに目を向けよ
これまでと違う人間になろうとすべきだ
時間は僕を変える
過去には戻れないのだ
高校生の僕にとっては
学校の教科書よりも、デヴィッド・ボウイのほうが説得力があった。
そして、この歌詞は、今の自分にも刺さります。
いつの時代も先行き不透明で、
いつの時代も端境期。
変わり続けることを怖がってはダメなのだなと改めて思うのです。