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才能を殺さない

企画制作会社のマネージメントは
一部特殊なところがあると感じています。

例えば、新卒で入ってきたスタッフ。
制作者としての道を歩み始めるわけですが、
その成長をしっかり見てあげることが大事。

発芽した小さな緑を
見出し、そして、その芽を大きく伸ばしてあげる。

結局、企画制作会社のマネージメントで重要なことは、
才能を殺さないということだと思います。

かつてのライト・ア・ライトは放任主義という名のもと、
ちゃんと育成をしてこなかったという歴史があります。
手間暇かける余裕がなかったというのは言い訳。
その頃、在籍していたスタッフには、
もっと手をかけてあげれば、もっともっと成長できたはず
という後悔があります。

昨年の7月いっぱいで大通オフィスを閉じたことで、
すべてのスタッフが津志田の事務所に集まり、
全員が僕の目の届くところにいて、
仕事の一つひとつを丁寧に見てあげることができている。

そして、その成長を実感しながら、
ちゃんとステップを踏んでもらうことにも心砕いている。

才能を殺してはいけない。

僕はいつもそれを肝に銘じて、若いスタッフと向き合っています。