自分をさらけだす、投げ出す。
これを勇気のいることだと考えがちです。
実はそれに勇気はあまりいらない。

自分のことを理解してもらえる環境を獲得していれば、
さらけだす、投げ出すことができるようになる。
そして、その環境は自分で創り出せるものなのです。
周りに自分の弱さを理解してもらうことで、
言葉にして、ちゃんとさらけだし、自分を投げ出すことができるようになる。
さらけだし、自分を投げ出すことは、
自分の能力が足りないことをちゃんと認識している。
そういう人はあまり怒られることがない。

逆にさらけだし、自分を投げ出すことができない人は、
まわりから助けてもらえない人間になっていく。

よくある現象です。
ちゃんと伝えないことで、孤立する。
孤立することで、ミスも増えていく。そして、怒られる。
たくさん怒られてきた人間は、自分を守ることがいつしか最優先となり、
自分の周りにいる人に気を配れなくなっていく。
たくさん怒られてきた人間は、成功体験にも乏しく、
自信をどんどん失っていく。悪循環なのです。