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制約を楽しむこと

お金、時間、もとめられる品質。

仕事をしている中で、それらの制約がある場合がほとんどです。

どんなに素晴らしいアイデアであっても、予算が10倍に膨らむものは実現することがありません。
どんなに素晴らしい品質に仕上げたとしても、期限内に終わらなかったものは何の役にも立ちません。

制約を窮屈に感じる人は多い。
自分のアイデアが形にできないことを、制約のせいにしたりする。
それはちょっと違うのではないかと思う。

僕は制約を楽しむことで、プロとして認められるのだと思います。
実現の難易度が高いほど、その人の価値が認められると思うのです。

水を飛ばすためのホースがあります。

通常よりも、出口を狭くすることで、遠くに飛ばせるようになりますよね。

それと同じで、制約を加えることで、より研ぎすまされることは多いのです。
優れたアイデアというのは、そういうものだと思います。
優れた企画者というのは、そういうアイデアを考えられる人だと思います。