以前の投稿でも、この時期に会社を辞めたいという人の
相談が増えることについて書きました。
僕はいつも思うのですが、そこには埋めがたいギャップがあります。
転職を決意する理由はたくさんあるでしょう。
・今より高い給料をもらいたい
・自分の実力が正当に評価されていない
・人間関係に悩んでいる
・自分の能力は違う分野で活かせると感じている
・休日がしっかり取れる仕事がしたい
まだまだあると思いますが、そんな話をよく聞きます。
ここに挙げたものは、転職者側の事情でしかありません。
そして、転職企業が決まると、そこで当初の目標が達成されてしまうのです。
一方で受け入れる企業の要望は、シンプルで、ただ一つのことです。
転職してきた人には、期待以上の仕事をしてほしいといいうことです。
転職する側と受け入れる側では、まったくベクトルが違うのです。
そこが埋まらない限り、良い転職にはならないと思います。
転職したい人のさまざまな理由を書きました。
その中で、転職に成功する人には共通した理由があります。
成長できる環境で、より他者の役に立ちたい。
これを転職の理由に挙げている人は、失敗の確率は極めて低い。
転職することが目的ではなく、転職してからが大事ということがわかっているからです。
ここに転職する人と受け入れる側のギャップはない。
そういう人が結果を残し、幸せな転職を実現するのだと思います。