[コネクティングドッツ]という言葉があります。
スティーブ・ジョブスのスピーチで有名になった言葉ですが、
直訳すれば「点と点をつなぐ」ということ。
大学時代に興味があって、たまたま受けた授業の内容が、
のちにアップルコンピュータの開発に役立ったという内容のスピーチなのですが、
僕もこの「コネクティングドッツ」という考え方は大事だと思います。
今は仕事に活かせるかわからない知識や人脈が
するするっとつながって、大きな仕事を生み出すことがあります。
その時は、「人生何が起きるかわからない。縁を大切にしよう」みたいな
教訓めいた感想を持ってしまうのですが、
実はこの「点」だったものを「つなげて」、「ビジネス」に転化しているのは
自分自身ということです。
だから、「点」に対応する知識や人脈は多ければ多いほど、
あとでつながる可能性が高い。
そして、それらを結びつけるには、
小さなことも記憶し、それをいつかつながるかもと予感しておくのも大事だと思います。
先日の投稿で、「出島」について書きました。
社内という小さな枠に納まるのではなく、
常に外部との接点を作っておくこと。これが出島の役割です。
そして、そこで出会った人や得た知識をちゃんと記憶しておくこと。
いつかそれを結ぶつけること。これがコネクティングドッツです。